健康住宅のTVOC(トータルVOC)を測定器では世界のトップメーカーであろうフィガロ技研㈱のTVOC測定器で測ってみました。
こんにちは(株)栄都の『自然と健康と住まいを考える』ブログ担当の荒川です。
ご存知の様にシックハウス症候群とは、住居内での室内空気汚染に由来する様々な健康障害を総称してシックハウス症候群と呼びます。
シックハウス症候群の最も大きな原因は化学物質を放散する構造材・建材・内装材・建具・住宅設備・家具などの使用による室内空気汚染です。
様々な化学物質で汚染された室内空気環境により居住者に頭痛や吐き気、目の痛み、めまい、平衡感覚の失調、呼吸不全、疲労などの様々な健康障害を引き起こします。
なのに国のシックハウス対策は①ホルムアルデヒドの使用制限②クロルピリホスの使用禁止③居室24時間換気の義務化の3つだけなのです。
室内には国の規制を受けない100種類以上のVOCが漂っています!
TVOC(トータルVOC)室内に発生するあらゆるVOC(揮発性有機化合物)の総量をトルエン換算した総合数値で、TVOCが高いほどシックハウス症候群が出現しやすいことが判っています。
厚生労働省が定めた指針値は、現時点で入手可能な毒性に係る科学的知見から、人がその濃度の空気を一生涯にわたって摂取しても、健康への有害な影響を受けないであろうと判断される値で新築住宅のTVOCの指針値は1000μg/㎥で既存住宅では400μg/㎥という室内空気中濃度の指針値が定められています。
しかしながら現状は、国のシックハウス対策で建てているF4(☆☆☆☆)を使用した多くの新築住宅でも指針値の5~10倍以上で、木の無垢材を使いながらも塗装仕上げをしてる新築住宅は2~5倍なのです。
しかも規制の全く無い、既製品の住宅設備キッチンの内部は9999μg/㎡でメーターを振り切り計測不能だったのです。(;゚Д゚)ポッカーン
自分達の健康を守る為には、構造材・建材・内装材・建具・住宅設備・家具などの全てを無塗装で7次元乾燥し五感に良い健康&エコ素材『天領木』を使い1000μg/㎡を軽く下回りシックハウス症候群とは無縁の家を建てましょう。