耐震、断熱性能の高いスーパーウォール工法は、工場であらかじめ組み合わせられたもので、構造用パネルを用いた構造用面材に、断熱材、気密パッキンなどを用いて作られています。入念な品質管理のもと生産されたこのSWパネルは、床をはじめ、壁や屋根、天井など住宅全体に使われます。
スーパーウォール工法の家の壁と、在来工法の家の壁(筋交い5倍相当仕様の場合)を比べると、筋交いは力が集中するために折れてしまい、壁の外に飛び出すように壊れました。
地震が起きた場合、一般在来工法の家では筋交いに力が集中してかかるのに対し、スーパーウォール工法では壁が一体となり、力を分散して支えるため、同じ5倍の力がかかってもスーパーウォール5倍パネルは壊れないのです。